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​Statement

Statement

 

私は都市の夜景を描いています。夜景を描くことで光を描いています。光とは物質的な意味だけではなく、希望のようなものを描けないかと日々探っています。私は鑑賞者が絵を観るとき、絵を観ながらも絵の中に鑑賞者自身が対峙している中で、過去に遡っているように思いました。希望とは鑑賞者の過去の楽しかった記憶のようなもののことです。それは記憶色として実際よりもより鮮やかな色として思い出されます。

 

都市は沢山の人が行き交い様々な感情が交差する場所で、楽しいことや嬉しい事だけではなく、悲しみや憎悪などの感情を内包しています。暗闇は沢山の物を内包し、得体のしれない物が蠢いている様な気がします。マイナスの感情をたくさんたべた化物が夜には潜んでいるような気がするのです。

 

初めは都市は光が集まり美しいので描いていました。光は月明かりと街の光です。美しいと同時に闇の中に何かが潜んでいて恐ろしいとも思いました。私はその何かを暴き、見つけ出したい。

 

都市はどこか似ているところがあります。私は鑑賞者が行ったことのない都市の絵を観て自分の知っている都市との類似点を思い浮かべて懐かしんで欲しいと思っています。

 

Process / Methods

 

都市の街の光をスキージーやペインティングナイフ等を用いて抽象表現的に表現しています。私の絵は遠くからだと何処かの都市のように見えますが絵に近づくと抽象的に見えるように表現しています。それと同時に暗闇に潜む何か得体の知れないものを偶然性のある表現を用いて画面に表しています。それはロールシャッハ・テストのように鑑賞者の見たい物へ姿を変化させます。

 

私の作品は最後の工程で仕上がっていく作品を切り刻むように壊す作業を行います。それをすることにより作品の具象としての距離は遠ざかりより抽象に近づきます。

 

(「ロールシャッハ・テスト」は被験者にインクのしみを見せ、「何を連想したか」の説明を分析することで、人格や精神的な障害などを推定しようとする検査です。)

 

Generativeシリーズ

 

Generativeシリーズ Generative AIを使用し、Generative AIに生成させた画像を用いて制作しています。

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